ユウ:くつをそろえる

さき:それだけ?

ユウ:うん。それだけ

さき:それだけで社長の面接に受かるの?

ユウ:面接といっても沙織さんの家に
お呼ばれされただけでしょ

さき;そうだけど
なにか粗相があったらユウさんと
お芝居させてもらえない

ユウ:その時はご縁がなかったということで

さき:つきはなさないで
ユウさんから声かけてくれたんでしょう

ユウ:だから大丈夫なのさ
社長の沙織さんは
ぼくのマネージャーでもあるから
さきちゃんのこと調べつくした上で
招待してるはず

さき:そもそも
ユウさんはなぜ
私とお仕事する気に?

ユウ:顔がよくてオッパイ大きいから(本音)
顔がよくて人柄よくてオッパイ(建前)

さき:当日
社長にユウさんの軽薄な発言に対して
おしおきしてしてもらえるよう
お願いしとく

ユウ:沙織さんによろしく
きっと良い作品になる
たのしみにしてます

さき:私もたのしみ
誘ってくれてありがとう!

ユウ:うん。こちらこそありがとう